塚越小学校体育館練習について｜FCカリーニョ
投稿日：2013年02月21日 13時51分
蕨市教育委員会より、体育館使用についての連絡がきましたので全文を転写しておきます。
クラブとしましては今後の火曜日活動はなくなり、土日、祝祭日に特別練習や試合を組み、対応していく形となりますのでご理解を宜しくお願いします。
◆蕨市教育委員会からの連絡（全文）
平成２５年 ２月１日
FCカリーニョ 様
蕨市教育委員会
蕨市立小中学校体育館でのフットサルの使用について
日ごろ、学校体育施設の利用についてご理解とご協力をいただきありがとうございます。
さて、平成２４・２５年度にかけて、市内小中学校の体育館の耐震工事を行っておりますが、教育委員会としましては学校の体育館は学校行事及び部活動で使用することを目的につくっているため、体育館を激しく損傷する恐れのある競技の今後の使用について見直しを検討しておりました。先般、利用者の皆様のご意見を伺い、その内容について教育委員会及び学校長に報告し、その話し合いの結果リニューアル後の体育館の利用は中止とさせていただくことになりました。
理由
学校の体育館は一般的な体育館と異なり、児童及び生徒の学校活動（体育の授業・部活動・行事）に対応することを目的として設計、建築されており、その前提のもとで学校活動の妨げにならない範囲内で一般の方にも施設開放を行っております。このことについては、利用者登録する際に皆様にもご了承いただいております。
蕨市の小中学校体育館は文部科学省で定められた学校体育を行うための施設となっており、特に、壁などは強い衝撃に耐えられる構造になっておりません。また、施設を損傷する恐れのある競技を使用させることは施設を管理する立場としても許可することはできません。
防球ネットの設置による壁の保護も検討しましたが、１校につき取り付けに数百万円かかります。フットサルを使用している学校は現在市内に７校あり、蕨市の財政状況を鑑みますと、防球ネットの設置は現実的でないと考えております。
昨年１２月の会議の際にもそれぞれの団体での対応について話を伺いましたが、学校の備品を無許可で使用するのは本来認められておりません。
今までは、施設が老朽化しており体育館の耐震工事を行い予定があったため、それまでの期間ということで使用を認めていました。また、損傷が激しい場合は修繕を行わなくてはならず、その間は体育館の利用ができなくなります。そうなると毎日のように利用していただいている施設開放や、学校の授業での使用ができないなど多くの利用者に支障がでてくることが予想されます。また、破損した施設を使用して子どもが怪我をすることも懸念されます。
教育委員会としても、より多くの人に学校体育施設の開放をして市内の少ない施設をより有効に活用し、生涯スポーツを推進していきたいと考えております。様々な対応方法を検討してきましたが、体育館がリニューアルし、学校としても児童・生徒にも今まで以上に施設を大切に使用していくように指導していくためには、大人が率先して手本となる姿をみせていかなくてはなりません。市の財産である体育館を長く大切に使い続けていくためご理解とご協力をお願いいたします。なお、リニューアルするまでの小中学校体育館と、小中学校グランド及び蕨市民体育館は今後も利用いただけます。
連絡先
蕨市教育委員会教育部保険体育課
