南子連にて|熊谷南フットボールクラブ
11月12日は熊谷南小学校の南子連サッカー大会でした。熊谷南FCのコーチ陣は毎年、設営と審判で参加しています。1年〜6年生まで、サッカー経験のない生徒も参加していて、珍プレーがあったり、迷選手がいたりで、コーチ達を和ませてくれる楽しい大会です。またコーチ達が気温10°を下回る朝6時過ぎから、朝陽を浴びながら設営をひたすらしている姿がとても好きで私も毎年参加しています。
さてせっかくですので、審判目線でこの大会であった事例を紹介します。競技規則でやや難しい話になってしまいますが、ご了承下さい。
私は1試合目Aコートで審判をしました。
試合終了間際、隣のBコートの試合終了の笛をドリブルしていた選手が試合終了と間違えてボールを持ってしまいました。
この場合・・・ハンドではありません。ドリブルをしていた競技者のチームにボールをドロップして再開となります。(競技規則第5条、外部からの妨害)
2試合目の審判を終えたベテランの遠藤コーチと中嶋コーチが引き上げてくるなり、『田島さん、守備側選手の頭にボールがあたり、オフサイドポジションにいた攻撃側選手がボールに触れた場合はオフサイドだよね?攻撃側ベンチが頭にあたった(からオフサイドではない)と言うんだよ。オフサイドとったけどさ。』迫力あるベテランコーチに少しビビリながら、『頭にあたった守備側選手が意図的であったか、意図的でなかったかの判断になると思います。』と冷静に答えられました。(少しは成長したかな)
そうですね、この場合偶然あたっただけなので、オフサイドになります。
守備側選手が意図的にプレーした場合はオフサイドではないとなります。
守備側選手が意図的か意図的でないかは主審の判断によるので難しいところでもあります。
10月に行われた『審判員2級・3級更新講習会』でも同じ内容の講義がありました。その時は、『地面を移動するボールは、空中のボールよりプレーしやすいので意図的なプレーとして判断する』という、なんとハイレベルの講義でした。
その他に珍しい事例では、
※ 攻撃側の間接フリーキックで直接ゴールを狙い、キーパーが触れたためゴール!(キーパーが触れなければノーゴールでゴールキックから再開)
※ キーパーのパントキックからゴール!
などありました。
さて、来年からこの大会は隔年の開催になるそうです。2年後また、コーチ陣を和ませてくれることを期待しましょう!
また競技規則で気になったことや、サッカーに関わる良い話などありましらアップしますね。
そうそう、総体決勝!がんばれキッズ2年生‼︎
キッズ&審判部 田島